オオタニワタリはミッフィーちゃんの口してた
島民170人。
船の就航率が極めて低く、いつ行けていつ帰ってこれるか読めない離島・青ヶ島。
八丈島から船とヘリが出てるんだけど、八丈島にずっと住んでるお年よりでさえ「50
年行ってない」「え、青ヶ島行くの!?」とリアクションするような島。
そんな島にオオタニワタリの群生地があった。
島内に生えている杉や椿は植樹したものだけど、オオタニワタリは自生したもの。
1700年代に噴火して全島民避難してるので、島内はいたるところ溶岩だらけ。
溶岩にも容赦なく根付いてる。
オオタニワタリは主に大きな木の枝の股にくっついて生える。
空中浮遊するような生え方ができるのは、根っこからあまり養分を吸ってないから。
中心の凹みに落ち葉を貯めて、葉っぱを伝ってきた雨で腐らせて、養分にする。
落ち葉が集まりやすいように、大きな木の股に生えるそうだ。
根っこからあんまし養分吸わなくていいなら、地面にこだわる必要ないし、上に上に生存領域広げられるよね。ナイス。
落ち葉をめくるとミッフィーちゃんの口みたいなのがあった。怖。
ここから栄養吸うのかよ。 やべーな、ミッフィーちゃん。